2018年12月22日
旧白洲邸 武相荘
甲府一泊出張の帰り道、鶴川の旧白州邸 武相荘を訪れました(平成30年11月下旬、東京都町田市)。
武相荘は白洲次郎・正子夫妻の旧居。
現在は、ミュージアム兼レストランとなっています(月休、ミュージアム入館料1050円、駐車場無料)。
読みは「ぶあいそう」。立地(武蔵と相模の境)と無愛想とに掛けて名付けたようですw
カントリー・ジェントルマンを貫いた次郎と、瑞々しい紀行文を記した正子の足跡が、そこかしこに残っています(上の写真は、次郎の愛車と同型のベントレー。NHKドラマ「白洲次郎」で次郎を演じた伊勢谷友介さんが乗車したものです。)。
ミュージアム前には、季節の花(千両万両、白侘助等)が見られ、
その奥には竹林に沿った散策路もあります。
夫妻が日常を過ごした茅葺き屋根の建物がミュージアムとなっています。
なお、内部は撮影禁止。
夫妻の書斎が保存され、陶磁器などの展示品が並べられています。
橙としては、サンフランシスコ講和会議における吉田茂の受諾演説原稿(「吉田のトイレットペーパー」「不思議な巻紙の勧進帳」。米国を賛美する内容の英語の案文を次郎が一喝し、内容を含め日本語に書き直させたと云われています。)が一番印象に残りました。
(写真は、敷地内の建物 Bar&gallery「Play fast」内に掲げられていた白洲夫妻の写真)
入館料がやや高めの気がしますが、訪れて佳かったと思います。
退館したらお昼時。
近くの「手打ち蕎麦 鈴音」でコシのある鴨せいろをいただき、午後からの本業に備えました。
〔終〕