2018年4月21日

城下町人吉 ①人吉城跡

知人にビジュアル系ベーシストのT君がいます。
そのT君が作詞作曲のインスピレーションを得るべく、人吉に行きたいと言うので、同行しました(平成30年3月中旬、熊本県人吉市)。

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(写真は、人吉城跡の「武者返し」。石垣上部に設置された、はね出し石垣のことで、人吉城の代表的景観です。)

鹿児島空港からレンタカーで九州道を走ると、1時間弱で人吉市街に到着します。
人吉は相良氏700年の城下町。T君は鹿児島出身ですが初、橙は3度目の訪問です。
まずは、相良氏と人吉城の歴史を予習すべく、人吉城歴史館へ(観覧料200円、第2月休・年末年始休)。

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(写真は、人吉城歴史館前の白梅。満開でした。)

人吉城歴史館には、相良氏歴代の鎧兜・刀剣や、三日月文様の浮き出た「繊月(せんげつ)石」などが展示されています。
中でも一番の見所は、人吉藩家老・相良清兵衛(犬童頼兄)の屋敷跡(=現在の人吉城歴史館の敷地)から発掘された地下室です。

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石垣で囲われた空間に石造の井戸のある地下室なのですが、全国にも例がなく、未だに使用目的は謎だとか……。
歴史館の方の解説付きで、神秘的な空間を体感できました。
T君も感嘆しきりです。

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(実際に地下室の中まで降りることができます。私は温泉だと思うのですが……)

いよいよ人吉城に登城(国史跡、日本100名城、日本遺産)。
「武者返し」(冒頭の写真)をじっくり眺め、御下(おした)門跡から登ります。

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人吉城は、清流・球磨川に臨む城です。

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しばらく登ると、石垣の美しい二の丸・中御門(なかのごもん)跡に至ります。

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二の丸は人吉城の中心部。杉木立に囲まれた一幅の絵のような空間でした。

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T君も、借りてきたというデジカメを手に撮影三昧。
あとで見せてもらったのですが、さすがビジュアル系だけあって、デジカメ初心者とは思えない出来映えの写真でした(*^_^*)

三の丸の紅梅も満開です。

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最後に「武者返し」の上に登り(T君は腰が引けていました)、人吉城を後にしました。

続いて、国宝の青井阿蘇神社を訪れましたが……

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残念ながら、社殿は工事中でした(T-T)

〔②人吉温泉「人吉旅館」 へ続きます〕


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