2017年6月11日
古民家岸邸 近代和風の世界
甲府出張の帰り道、中央道集中工事のため圏央道への迂回を余儀なくされたので、寄り道することにしました(平成29年5月下旬、神奈川県厚木市)。
相模原愛川ICから車で約15分※、古民家岸邸に到着です。
岸邸は、厚木市が所有者から寄付を受け、修復整備の上、平成11年から無料で公開されています(月火・9/2~4・年末年始休)。
岸邸の主屋2階和室、赤のステンドグラス&氷紋ガラスの格子状ガラス戸です。
他のガラス戸の意匠も、極めてモダンです。
このようなモダンな建築意匠を、近代和風というそうです。
岸邸の主屋は、明治24年(1891年)の建築。
100年以上前の厚木の地に、近代和風の世界が花開いていたことに驚きを禁じ得ません。
(写真は、岸邸主屋1階に置かれている金の菊紋入りの火鉢)
なお、岸邸を厚木市に寄付した方は、往年の大女優・岸惠子さんのご親族ということです。
※ 東名・厚木ICからも車で20分程度です。無料駐車場が数台分あります。
〔終〕