2017年6月1日
風薫る伊予 ③大洲城
二日目は、伊予の小京都・大洲を訪ねます(平成29年5月上旬、愛媛県大洲市)。
松山駅から特急「宇和海」に乗車し約35分で、伊予大洲駅に到着。
駅から15分ほど歩くと、清流・肱川(ひじかわ)の畔に佇む大洲城の勇姿を望むことができます(日本百名城)。
上の写真中央が四層四階の復元天守。
明治期の古写真や江戸期の木組模型などの資料をもとに、平成16年(2004年)に、木造で復元されたものです(公式パンフより)。
左端の櫓は、現存の苧綿(おわた)櫓(国重文)です。
(写真は、苧綿櫓の近影)
(写真は、復元天守と現存の高欄櫓(国重文))
復元天守と高欄櫓は、内部に入って観覧することができます(無休、臥龍山荘との共通観覧料800円)。
(写真は、復元天守と現存の台所櫓(国重文))
城跡には、眩しい新緑に五月の風が薫ります。
清流・肱川も一望です。
最後に、大洲高校前の道から望んだ復元天守を。
(写真右端は、現存の三の丸南隅櫓(国重文))
大洲藩は、加藤(貞泰)家6万石。
決して大藩ではありませんが、どこから見ても絵になる城でした。
〔④臥龍山荘 へ続きます〕