2025年3月24日

十月の盛岡 ①新安比温泉「静流閣」と南昌荘

十月の盛岡へ、街並み散策と源泉湯宿巡りの旅に出ました(令和6年10月上旬)。

ところが、初日は終日雨……
急遽予定を変更し、宿へ直行することに。

本日の宿は、新安比温泉「静流閣」です(岩手県八幡平市)。
盛岡駅西口から大館行の高速バス「みちのく号」に乗車し、安代(あしろ)バス停で下車(所要48分)。
そこから宿の送迎バスですぐでした。

当館には、源泉の異なる二つの浴場があります。
まずは、大浴場元湯「金の湯」へ。

源泉温度がやや低めなので(38.3℃)加温していますが、湯量は豊富で常時オーバーフローの掛け流し(循環・消毒等無し)。

泉質は、含鉄(Ⅱ,Ⅲ)-ナトリウム-塩化物強塩温泉
強塩泉特有の「熱の湯」で汗をかくこと必定、鉄臭もする極上の湯です(*^o^*)

保湿成分メタホウ酸も豊富なので、浴後の肌もスベスベ。

少し間を置いて、チェックイン時に予約しておいたらくらく湯「銀の湯」へ(有料貸切風呂、18時以降は無料開放)。

こちらの泉質は、先程の「金の湯」とはやや異なりナトリウム-塩化物・炭酸水素塩強塩温泉
こちらも源泉温度が低いので(30.8℃)加温掛け流しですが(循環・消毒等無し)、やや温め。

個人的感想としては、浴場金銀対決は「金の湯」の圧勝でした。
※浴場の写真は、他に入浴者がいない状況で撮影したものです。

夕食は、パーテーションで区切られた食事処で、美味しいものを少しずつ。
中でも、八幡平ポークの温泉蒸しは絶品!
食事の写真は普段撮らないのですが、ついつい……

翌朝は晴天。昨日のコースを戻り、盛岡市街を散策します。
(安代バス停の青空)

まずは、みちのくの鉱山王と呼ばれた瀬川安五郎の旧邸・南昌荘へ(入園料400円、月火休・年末年始休、盛岡市)。

明治18年築のレトロな建物と、そこから眺める庭園が素晴らしい!

紅葉の名所でもあるので、その季節に再訪したいものです。

続いて、もりおか啄木・賢治青春館(旧九十銀行本店本館)へ(入館無料、第2火休・年末年始休)。

数ある展示中、宮沢賢治著「注文の多い料理店」の初版本が目を引きました。
この話、面白いというか、色々考えさせられます……(是非ご一読を)

盛岡散歩は続きます。

〔②岩手銀行赤レンガ館と鶯宿温泉「川長」 へ続きます〕


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